検索エンジン最適化実践ノウハウ101 |
(A) On Page最適化のすべて最適化には2通りの考え方があります。Off PageとOn Pageです。オフページ(Off page)最適化の90%はリンク策戦、オンページ(On Page)最適化はキーワード策戦と定義できます。 自分のサイト(ホームページ)で使うキーワードをどう選択し、ページにどう反映していくか、これがオンページ最適化の全てです。学ぶ=真似る。まずはあなたが使いたいキーワードで、現在一番目に掲載されているサイトがどんなキーワードの使い方をしているか、それを勉強します。 実際にキーワードを選択して、ページの最適化を実行してみましょう。みなさんが非常に興味を持っているインターネットショップのホームページを作って、公開することにしましょう。 一位にランクされているサイトへ行き、ブラウザのプルダウンメニュー(一番左に"ファイル"と掲示されているところの左から3番目)から"表示"を選択すると、今見ているページのhtmlスクリプトが見られます。htmlを見て競合サイトのレベルを判定します。
ただし、忘れないでください。ホームページを閲覧して買い物をしたり、一緒に仕事をやろうとオファーしたり、意見を発表するのは機械ではなく、人間です。となれば、コンテンツが興味深いものであるかどうかこれこそが最終的な勝負のポイントです。検索エンジン上位にランクされながら、来客数が漸減する、実際にあることなのです。すなわち、そうです!“コンテンツこそキングなのです。” (B) SEOを実行するのは誰か?「SEOって、そんなに難しいことじゃないんだ」という感想を持っていただければ、僕の作戦はとりあえず成功です。
サイトを持たないと言うことは、ビジネスに必須の信頼関係を創出する手段がない、ことを意味するからです。サイトを運営するには少なくともホスティング契約し、その対価を支払います。すなわち事務所を契約するみたいなもんですね。YahooやGoogleとPPCの契約をしようとすれば、サイトに通販法で要求される程度の概要を記載するよう求められます。 アフィリエートを100%メールで展開すれば、サイトはなくても間に合うし、うまいコピーを作れば商品販売は可能です。これも確かではありますが、どうもうさんくさい。ネットビジネス自体がまだまだうさんくさく見られている(と私は思っていますが)中で、まるっきりの根無し草はいささか具合悪いんじゃありませんか? で、言いたいことはサイトが必要なら自分で簡単な手直しくらいできるようになってほしいのです。もちろんあなたにお金があり余っているのなら、サイト制作を外注するなり、作れる人間を雇うなりすればよいのですが、100%外部頼みはいけません。 第一に定期的にコンテンツの改定が必要です。同じコンテンツで延々3年間、なんて話は4−5年前には実際あったようですが、これからはありえません。断言しちゃいましょう。SEOも同じなんです。 この1年間に3回ほど”SEOやります”っていう電話がかかってきました。10万円で成果は3ヵ月後くらいで、という正直な話に思わず突っ込んじゃいました。"じゃ結果出るまで支払いは保留ってことだ。" それは困りますよね?仕事をするほうにして見れば、とても3ヶ月なんて待ってらんない。来月の家賃を払わなければいけないのですから。どんなキーワードを使うか、これは製品制作と同じ重要度があります。これを間違えると、何のための製品だかわからなくなるんです。 どんな人、企業に使ってもらいたい製品なのか、それを一番深く理解しているのはあなたです。そうでしょ?それなら、キーワードの選択、キーワードに沿った文章の制作、これは社長の仕事ではありませんか。 サイトの見かけ、フラッシュを使うとか、画像にすばらしいCG効果を仕掛けるとか、これは外部でかまいませんが、それを生かすも殺すもあなたしだい。それでこそ社長じゃないでしょうか? (C) 最適化の具体例を創っていきましょう最初のページで宣言しました。インターネットショップのサイトを作ります。初めにやらなければならないことは、キーワードの選択です。[底本に使っているBrad Callen氏のサイトは二つあります。ご覧になると真実味が増してくるはずです。一つは”LinkMetro.com”というリンク紹介サイトです。 Alexa順位は636位で、この数字がどれほどのものかを端的に表現するには、Alexa.comでトラフィックの状況をチェックするのが一番です。結果を言いますと、“百万人のうち765人が見に来るサイト”なのです。比較として適当かどうかですが、トヨタ自動車のAlexa順位は3890で百万人のうち98人が見に来ています。 そうなのです。LinkMetro.comというわれわれ日本人にはまるでおなじみのない、聞いたこともないサイトのトラフィックがトヨタ自動車の8倍来訪者を集めています。念のためトヨタ自動車の英語サイトはどうなのか、Toyota MotorのAlexaRankは2,259で、基本的には日本語サイトと変わりません。興味のある方はさらにGM、Ford、Mercedesなどチェックしてみてください。わたしの実力では世界で勝負するには早いのですが、Callen氏であればOKでしょ?そこで底本に使っています。] ■ コンテンツを制作する前にどんなキーワードを使うか調査・決定します。 この部分を飛ばしちゃうと、最適化する対象がなくなります。“インターネットショップ”を運営したいからといって”インターネットショップ”をキーワードにして良いものかどうか、まず検討します。 なにを売る、提供するにしてもそのもの、ここでは“インターネットショップ”と言って検索する人がどのくらい居るのか、これが問題ですね。そうでしょ?だってパイナップルを売りたいんだけど、パイナップルを探している人が居なかったら、売りようがないですよね?まずはパイナップルを知ってもらうことから初めなければなりません。 では“インターネットショップ”の場合どうするか。まず一ヶ月にどのくらいの検索数(Yahooなどの検索ボックスに“インターネットショップ”と打ち込む人がどのくらいいるか調べます。 この目的に使えるツールはここにしかありません。でここをクリックしてキーワードアドバイスツールを使います。まず“インターネットショップ”といれて見ます。このサイトでSEO用キーワードを検索していただきます。
(2007年12月ついに、アドバイスツールが見えなくなりました) ■ さてさてあわてないでくださいよ、まだ"ネットショップ"をキーワードに決めるには早すぎます。 なぜか?Overtureでこれだけの回数(17,734回を1ヶ月で、ということは一日に591回)検索がある、ということはそれほどきつい競合ではないようです。Callen氏の取り上げているweight loss、日本語では減量とすればよいでしょうか、6,079件。一方ダイエットとしますと、441,447件の検索数になっています。 状況把握のためにGoogleを覗いてみます。
Googleでは“ネットショップ”をキーワードに使っているページ数が902万件あります。ということはあなたのページに来てもらえる可能性はとりあえず902万分の1となりますから、(あなたのサイトはこれからインターネットに登場するので、先輩がこれだけいることを忘れないように)一ヶ月の検索数17,734件で割ると、 508ヶ月目にしてようやくその順番が回ってくる計算になりますが、まぁこんな計算はごまかしですから気にしないでください。 参考に“ダイエット”について同じ計算をして見ますと、検索数44万件に対してGoogleにインデックスされているページ数は、112百万ページ(1億を超えてるんです)なので、同じような計算をすれば、その競合尺度は254ヶ月目に順番が回ってくる計算になるので、ダイエットの方が競合は緩い計算になります。 (D) Keyword Effective Index(KEI・キーワード効果指数)じつはこの頃トンと聞かなくなりましたが、一時KEI(Keyword Effective Index)という言葉が世界中を駆け巡りました。震源地はSumantra RoyというSEOスペシャリストなのです。(2006年2月現在のAlexa順位が17位となれば、これは日本infoseek.jpと同じです。びっくり。) 2001年ごろでしたかね。でもいつの間にかRoy氏自身からのメルマも来なくなってしまい、すっかり忘れていましたが、(http://www.searchengineguide.com/1stsearchranking/2001/0107_1st1.html)GoogleでSumantra Royと打ち込んだら出てきました。参考にしてください。 2001年の1月にメルマガで計算方法を解説しています。下に本文と訳文を入れておきますので、興味のある方はどうぞ。またこの記事全体は無料会員登録をいただくと、アメリカンサーチエンジンのアーカイブの訳文をお読みいただけます。(http://american-search-engine.com/ で会員登録をどうぞ) Step 7: The Keyword Effectiveness Index is the square of the popularity of a keyword multiplied by 1000 and divided by the number of sites which appear in AltaVista for that keyword. It is designed to measure which keywords are worth optimizing your site for. Higher the KEI, better the keyword. How the formula for the KEI is arrived at is beyond the scope of this article. If you want to know, send a blank email to kei@sendfree.com KEIはキーワードの人気度(検索数に当たります)の平方根に1000を乗じ、登録サイト数(Altavistaに限定)で割った数値を言います。数字の大きい方が、キーワードとしてお薦めです。察するに、AltaVistaと限定している点が弱いところだったんでしょうね。上記の英文通りRoyがこのコンセプトを考えた当時はAltavistaがサイト数を表示していたかも知れませんが、現在はGoogleと同じ基準にしていると推察されます。念のため“Diet”をGoogleで検索すると152百万、Altavistaでは169百万と表示されます。 ついでですから、上記の“ネットショップ”と“ダイエット”についてKEIを計算すると次のようになります。 <ネットショップ> <ダイエット> すなわち、“ネットショップ”の方がダイエットより競合がない、と言う結論になり、単に割り算するより、いいようです。今後もこの計算方法を使っていきますので、ご了解ください。 |